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治療・検査
過敏性腸症候群(IBS)/小腸内細菌異常増殖症(SIBO)
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これまでの常識を覆すIBSに対する血液検査「ibs-smart」
これまでの常識を覆すIBSに対する血液検査「ibs-smart™」
これまでIBSの確定診断を得るために様々な侵襲的な検査などを受けた挙句にやっとIBSの診断を下していたものが、この抗体検査(血液検査)を受けるだけで確定診断ができる症例が増えることになり、多くのIBS様の症状で悩んでいる方には、白黒はっきりするため恩恵になるものと考えています。
米国では2019年よりgemelli biotech社がPimentel博士の監修のもと抗CdtB抗体と抗Vinculin抗体の測定を「ibs-smart™」と言う名称で行なっていますが、それ以外の国での普及が待たれていたところでした。
2020年の初頭より当院ではgemelli biotech社と交渉を続けてきましたが、この度このibs-smart™を日本で初めて導入することとなりました。
今後、腹部膨満感や腹痛、下痢や便秘など慢性的な腹部症状でお困りの方を診断していく上で、このibs-smartが大変役に立つものと考えています。
同様の症状で、まだ診断のついていない方や、診断はされたけど抗体の有無を調べたいと言う様な方は、ぜひ一度このibs-smartをお受けになることをお勧めいたします。
もしこの検査で「陽性」が出た場合、ほぼ100%の確率で下痢型か混合型のIBSということになりますが、抗体が腸蠕動を阻害するという機序を考えると、SIBOも合併している可能性も高いと考えられます。陽性的中率96%~100%でIBSを診断する血液検査
ibs-smart™は下痢症状のある患者に適用でき、下痢型または混合型のIBS(IBS-DまたはIBS-M)を診断します。
※検査結果返却までに要する時間:約10日程度
※検査は血液検査で行います。(来院でのみ検査が可能です。オンライン診療での検査はできません。) 過敏性腸症候群(IBS)
小腸内細菌異常増殖症(SIBO)