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治療・検査
過敏性腸症候群(IBS)/小腸内細菌異常増殖症(SIBO)
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過敏性腸症候群(IBS)と小腸内細菌異常増殖症(SIBO)の関係
過敏性腸症候群(IBS)と
小腸内細菌異常増殖症(SIBO)の関係本来、小腸は消化された食べ物を効率よく吸収する場所です。しかし様々な理由により小腸内で細菌が異常増殖すると、腹部膨満感、ゲップ、腹痛、腹鳴などだけでなく、栄養不良を生じることがあり、貧血やタンパク不足、リーキーガット症候群などを伴い、全身の疾患の原因となることがあります。
SIBOと近い病態(SIBOと間違われやすい病態)
腹部の不快な症状に対して一般的には、胃カメラ、大腸カメラのほか、血液検査、腹部エコー検査、腹部CT検査等を行いますが、潰瘍などの明らかな異常が認められない場合、上記の診断名に至るケースがあります。
これらの診断を受けた方の中には実際にはSIBOを合併しているケースが多くあると考えられています。
アメリカでの研究では、IBSと診断されている人の78%にSIBOが合併していたとの報告があります。
SIBO、IBS、FDは大変近い病態であり、お互いオーバラップする部分も多いのではないかと考えてられています。機能性ディスペプシア 1.以下のうち1つ以上がある。
- 辛いと感じる食後の胃もたれ感
- 辛いと感じる早期膨満感
- 辛いと感じる心窩部痛
- 辛いと感じる心窩部灼熱感
2.症状を説明できる器質的疾患が存在しない。
食後愁訴症候群(PDS)かつ/または心窩部痛症候群(EPS)の診断基準を満たす。過敏性腸症候群(IBS) 反復する腹痛が最近3ヶ月の間、平均して少なくとも週一回あり、下記の2項目以上の基準を満たす
- 排便に関する
- 排便頻度の変化を伴う
- 便形状(外観)の変化を伴う
少なくとも診断の6ヶ月以上前に症状が出現し、最近3ヶ月間は基準を満たす必要がある
※内視鏡等の検査を受けて器質的な疾患がないことを確認する必要があります。 過敏性腸症候群(IBS)
小腸内細菌異常増殖症(SIBO)