- ルークス芦屋クリニック
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命のスープ「ボーンブロス」
2018年3月20日
当院では、日々の外来でリーキーガットが疑われる方には積極的にボーンブロスを推奨しています。
しかし腸内環境改善を目的とした「本物の」ボーンブロスを作るには、できるだけ長い時間コトコト煮込むことが必要となります。(米国の機能性医学の医師たちは治療効果を上げるためにはなんと48時間以上を推奨しています)もちろんそんなの時間をかけられる人などほとんどいないのですが、せめて6時間はコトコト火をかけてほしいと思います。
でもキッチンに立つことすらままならない慢性疲労症の方に、キッチンに立ってボーンブロスを作る様に指導しても、それはまず実行できません。
また、できるだけ素材にもこだわってほしいとの思いから、「グラスフェッド」の牛やジビエの骨を勧めることが多いのですが、これもまた手に入れることがそう容易ではありません。
そこでそんな方達にお手軽にボーンブロスを飲んでいただけないかと考えていたところ、鹿肉販売にも携わる当院の職員からニホンシカに関する現況を知る機会がありました。
巷ではジビエが注目される様になっていますが、全国的に鹿による農作物被害が年々目立つ様になっています。
平成28年に鳥獣被害防止措置法改正案が施行され、捕獲した鳥獣の食品としての利用について明記されました。
現状では全国で58万等あまりが捕獲され、ジビエとして利用されているのは約1割程度。つまり9割近くは山谷処分場へ廃棄されています。
私たちはボーンブロスの材料としてこの鹿に注目し、兵庫県産の鹿にこだわった鹿骨ボーンブロスの開発を考えています。
先日、協力をしていただける素材にこだわった三村シェフのレストランMOMOKAで鹿の骨からとったブロスを試食してきました。これらに医学的な視点から、薬に代わりボーンブロスを処方できれば慢性疲労の方達にも手軽にボーンブロスが提供できるのではと思います。そこで、JR芦屋駅から徒歩4分のルークス芦屋クリニック(内科・消化器内科・心療内科)では下記の日程でセミナーを行います
健康のかなめ「腸内環境」
〜ボーンブロスを活用したお腹ケア〜
2018年5月12日(土)
15:00~17:00
ルークス芦屋クリニックにて
参加費2000円(税込)
※野生の鹿肉を利用したボーンブロス試飲会も合わせて行います
お申し込みは0797-23-6033ルークス芦屋クリニックまでご連絡ください。
ご関心をお持ちの方は是非ご参加ください。 Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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