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いのちのスープ
2018年2月11日
最近マスコミなどでも取り上げられ
にわかにボーンブロスが注目されていますよね。
そこでもう一度ボーンブロスについて紹介しておきますね
ボーンブロスとは牛や豚、鳥などの骨からとったスープのことで、ちょうど鶏がらスープがイメージしやすいと思います。
これをさらに時間をかけてコトコト煮込み、その出汁に十分なビタミンやミネラル、アミノ酸が染み出したものこそが
本物の「ボーンブロス」と言えます。
(私のメンターである自然療法医は「48時間煮込め」と言います。。。これは無理。。)
海外では自然療法の治療家たちが
リーキーガット症候群をはじめとする消化管の消化吸収機能が低下したことに起因する疾患の治療に取り入れ始めたのをきっかけにセレブたちがこぞって飲み始めてブームに火がつきました。
今ではニューヨークにボーンブロス専門店も登場し話題を集めていますよね。
https://brodo.com/ボーンブロスには私たちの体を構成する栄養素が豊富に含まれており、傷害を受けた腸粘膜の修復にも効果的です。
特になかなか精製された糖質依存から抜け出られない方にはおすすめで、"Sugar Craving"と呼ばれる糖質依存にも威力を発揮します。
最近では腸内細菌のバランスを改善させるということでダイエットにも取り入れられたりしていますよね。
時間をかけて煮込んだボーンブロスは
地味ですがじわじわと効いてきます。
副腎疲労など慢性疲労症状を抱える方たちの多くは腸内環境の乱れがベースのあることも多く、便秘や下痢など消化器症状を伴うことが多々あります。
こういった方には一番に摂取していただきたいのがボーンブロスなのですが、本物のボーンブロスを作るには手間暇かけることが必要ですので慢性疲労を抱える方には
ちょっとハードルが高いのも事実です。
そんな方には当院の管理栄養士が
いかに手を抜いていい出汁をとるかなどできるだけ手軽に栄養素を摂取できる方法なども指導しています。
是非あなたもオリジナルのボーンブロスに挑戦してみてくださいね。 Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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