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副腎疲労のセミナーが終了しました
2017年7月21日
今回も多くの方にお集まりいただき無事院内セミナーが終了しました。
今回のテーマは「副腎疲労」でした。セミナー終了後にみなさんから色々質問やコメントをいただくことができました。
それらの質問や感想の中にみなさんにとって有益な情報があると思いますのでいただいた質問、コメントの中からいくつかご紹介いたします。(質問)
サプリメントの紹介がありましたが私も副腎サポートのサプリメントを飲もうかと考えています。
今飲んでいるステロイドと併用は大丈夫でしょうか?(回答)
可能です。
副腎サポートのサプリメントにもいくつか種類がありますが、ステロイドを直接投与するわけではなく、副腎の機能を回復させるためのサプリメントは基本的に併用は可能です。
むしろ、サプリメントで副腎が本来の機能を取り戻し始めるとステロイドを減らせる可能性は十分あります。
(質問)
低血糖を起こした時、糖質を摂るのはよくないですか?
(回答)
副腎疲労があると食後に反応性低血糖を起こすことがありますが、糖質を摂ると回復します。
しかし、ベースの副腎疲労を改善させないと低血糖を繰り返すので頻回に糖質を摂ることになり、長期的に見ると副腎に負担をかけます。
普段から低血糖をおこさないような食事を心がけることが大切です。
精製された糖質を摂取すると、短時間に血糖が上昇します。
副腎疲労があると、この後反応性低血糖を起こしやすくなります。
ですから、糖質、中でも特に精製された糖質を徐々に減らしていくようにしましょう。
ボーンブロスは糖質を減らす上でとても役に立ちます。(コメント)
家族が起立性調節障害+副腎疲労で治療中ですが以前より随分良くなりました。
今まで情報が少ない中、手探りで食事に気をつけて来ました。
これまで自分がやって来たことを今日紹介されていたので、自分がやって来たことが間違っていなかったと思いました。
また新たに取り入れられる食事法が増えました。
(コメント)
今日のセミナーの中で紹介のあった食事法
(朝は糖質を少なく、タンパク質、脂質を多く)と全く逆のことを今までしていました。
早速今日から実践して副腎のケアをしたいと思います。
(コメント)
家族が慢性疲労で治療中ですが、色々なアプローチがあることがわかりました。
ぜひ唾液中のコルチゾールを調べてみたいと思います。
今は漢方だけでやっていますが、今回サプリメントや食事を紹介してもらい他にも色々できることがあるとわかり少し安心しました。
副腎疲労の原因は何より「ストレス」ですので精神的ストレス、肉体的ストレスをいかにマネジメントするかが重要です。
今回セミナーの中でも紹介したように当院では副腎疲労に対して、食事だけでなく、サプリメントや心理カウンセリング、ストレッチなども活用しながら副腎のケアをしていきます。
ご関心のおありの方はお気軽にご相談くださいね。 Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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