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診療案内

プラセンタ注射

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人間の胎盤から抽出した成分を含む注射薬

更年期障害や肝機能障害のほか、疲労回復、冷え性改善、美肌効果などの効果があります。

治療内容 プラセンタとは「胎盤」のことです。プラセンタエキスとは哺乳類の胎盤から有効成分を抽出した胎盤エキスのことで、アミノ酸に加えタンパク質、脂質、糖質などの三大栄養素のみならず、身体の働きを整えるビタミン・ミネラル・核酸・酵素といった生理活性成分、細胞の新陳代謝を促す成長因子などの栄養素を豊富に含んでいます。プラセンタ注射はヒトや動物の胎盤(プラセンタ)から抽出されたエキスの有効成分を、注射により体内にとりこむ治療法です。
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ありうるリスク

プラセンタは、比較的副作用が少ない製剤であり、注射する漢方薬などとも言われることがありますが、下記のような点が確認されておりますので、症状が現れる方・気になる患者様は医師へご相談ください。
注射部位の疼痛、過敏症(発疹・発熱・掻痒感など)、注射部位の硬結、頭痛、肝機能障害(AST、ALT上昇など)が報告されています。また、ヒト組織由来のタンパク・アミノ酸などを含有する製剤であるためショックを起こすことがあります。

プラセンタ製剤の安全性を担保するために下記の工程を経て製造されています
① 原材料提供者について、医師による海外渡航歴、ウイルスなどの感染症のスクリーニングを実施・確認する
② 受入試験でB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス及びエイズ(後天性免疫不全症候群)ウイルスの検査に適合した原材料を使用する
③ 製造工程では、科学的に証明された種々のウイルス不活化処理を実施する
④ 最終製品についてB型肝炎、C型肝炎、エイズに加え成人T細胞白血病及びリンゴ病のウイルス検査で陰性であることを確認する

未承認医薬品であることの明示 当院では厚生労働省の認可を受けたプラセンタ製剤(メルスモン)を使用しています。なお、よりプラセンタの効果を高めるために、当院では保険適用となる量・頻度より高容量のプラセンタを使用いたします。この場合、保険適用外の治療となります。
入手経路等 日本国内のメーカー卸業者より入手。
国内の承認医薬品等の有無 本治療に使用できる同一性能を示す他の国内承認医療品にプラセンタ製剤の「ラエンネック」がありますが当院では採用していません。
諸外国における安全性等に係る情報 海外では主に抗加齢(アンチ・エイジング)目的で使用されることが多く、上記に記載されたリスクを踏まえ使用されています。
同意書のご案内 プラセンタは、人の胎盤を原材料としているため、病原体侵入による感染症のリスクがないとは言い切れません。
当院で使用するプラセンタは上記の通り製造メーカーで厳密に検査を実施をされておりますが、生物学的製剤という位置付けであるため、注射治療後には血液等の提供ができなくなります。
当院では、プラセンタ注射を受ける方には説明の上ご納得いただき、承諾書ご署名をいただいて施術を行っております。
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