- ルークス芦屋クリニック
内科・消化器内科・心療内科 - 初診の方へ
- 予約優先制 0797-23-6033
(受付時間 9:30~18:00)
クリニック | 特徴 | 診療案内 | 治療・検査 | ブログ |
-
腸内フローラ移植(NanoGAS®︎-FMT)の診療実績
2024年10月26日
当院における腸内フローラ移植症例数は (図)のように2017年の腸内フローラ移植を開始して以降、2024年10月迄に計124人に対して、のべ約500回以上の腸内フローラ移植をおこなっています。
当院は腸内フローラ移植臨床研究会の発足時(2017年)より同研究会に所属する施設で、研究会全体での症例数672例(2024年9月1日現在)のうち、124例を当施設でおこなっております。
2023年には自閉スペクトラム症(ASD)に対する臨床研究に参加し、その安全性と効果を確認いたしました(近日論文発表予定)。当院は消化器内科ということもあり過敏性腸症候群(IBS)/小腸内細菌異常増殖症(SIBO)の症例数が最も多くなっております。
2023年に臨床研究を行ったこともあり自閉スペクトラム症(ASD)の症例も多くなっています。
また近年、難病に指定されている潰瘍性大腸炎の患者数が全国的に増加傾向にあり、治療に難渋する場合には腸内フローラ移植も選択肢として捉えられるようになってきました。(潰瘍性大腸炎に対して従来の便移植法では「先進医療B」として複数の大学病院で臨床研究が行われています)
当院では今後も、より効果的でかつ安全性の高い腸内フローラ移植(NanoGAS®︎-FMT)を提供できるよう日々研究を続けて参ります。 Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
カテゴリ