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侵襲の少ない新しいFMT:NanoGAS®︎-FMT
2024年7月19日
当院で行われている次世代のFMTは、非常に微細な水素ガスを溶存させたNanoGAS®︎を活用した菌液を使い、抗生剤や下剤などの前処置を必要としない侵襲の少ないFMT(NanoGAS®︎-FMT)です。
菌液の投与方法も内視鏡を使わず、細くて柔らかいゴムのチューブを肛門から挿入し菌液を注入するため比較的体への負担が少ない画期的な方法です。【NanoGAS®︎-FMTと従来のFMTの違い】
(図: https://fmt.sym-biosis.co.jp/about 参照)
【NanoGAS®︎-FMTの実績】
腸内フローラ移植臨床研究会(代表:田中善医師)によると、2024年6月1日現在で、研究会における総FMT数はこれまでに821件行われており、その内訳は自閉スペクトラム症(ASD)131件、過敏性腸症候群112件、アトピー・アレルギー101件、便秘症61件、潰瘍性大腸炎45件、自律神経失調症29件、不眠症26件、糖尿病15件、高血圧症14件、不定愁訴14件、その他の疾患273件となっています。特にASDにおいては2023年に同研究会において特定臨床研究が行われており、その効果と安全性が2024年度中に報告される予定となっています。
また他の疾患においても概ね6割以上の治療効果を認めたとされており、またFMTによる重篤な副作用はこれまでに1例も認められていません。
( https://fmt-japan.org/technical-features/attempt ) Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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