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年末のセルフメンテナンス : アーユルサイマ
2022年12月29日
一昨日は午前中の勤務を終えて、セルフケアのための時間を過ごすべく、姫路市の山間部まで車を走らせた。
車一台がやっと通れるほどの細い道を、対向車が来ないか冷や冷やしながら通りぬけ、なんとか山間のセラピーハウス「Healing Space Sange」に到着。
そこは以前から大変素晴らしいセラピストとして私が敬愛してやまない松本久仁子さんのご自宅。これまでにも何度かお邪魔してセラピーを受けているが、ここまでの道が細くて危ないので途中まで車で行って、久仁子さんに迎えにきてもらっていたので、自分の車で訪問するのは今回が初めて。
もともと非常に高い感性を持つアーユルヴェーダのセラピストとして活躍していた久仁子さんは、最近ではますますその感度を高めていらっしゃる。特にサイマティクスのセラピストである伊藤徳子さんとのコラボセラピーである「アーユル・サイマ」を提供するようになってから、クライアントの体のメッセージを手に取るように理解でき、非常に質の高いセッションを行なっている。
最初に薬草を使った足湯に数十分両足を浸けながら、近況について久仁子さんと話をする。その間に足湯の濁りは徐々に増し、様々な色や形の小さな物質が混ざり始める。もともと薬草の色のついたお湯であったとはいえ、足をお湯から出した時のその色には変化があり、小さな結晶様の浮遊物を認めるようになる。
久仁子さんは最初に会った時から不思議な方だったが、今回もその足湯を見て曰く「最近は色々なものが結晶化しやすくて、、、今回も吐き出したい色々なものが結晶化していますね」とのこと。
さらに久仁子さんによると、この足湯を畑に播くとその人にとって必要な草が生えてくると言う。そんなことがあるのかと不思議に思いながら久仁子さんによる脈診をうけた。「いろいろご自身の使命を体はわかってきてそちらに進んでいますね。とても良いことです。ただ少し考え過ぎて生き急いでいる感じがします」
とのこと。そう言われてみれば、最近「自分が受けたい」という軸で、新しい医療の形を模索しながら、「はやく形にしなければ」と、なかば執着し過ぎていたところがあったかもと思い返した。
そして、次にたくさんあるカードから2枚を選ぶように促され、その中から私が選んだ2枚のカードがこれ。“Listen to your inner voice.”
“Release the chaos inside”だった。まさに久仁子さんの言葉と同じメッセージ。改めて「体は知っている」ことを体験。
そこから約2時間のアーユルヴェーダとサイマティクスのコラボセラピーを受けている間、あっちの世界とこっちの世界を行ったり来たりしながら、心地良い体の感覚を楽しんだ。ここのところ忙しい日々が続いていたので、本当に久しぶりに自分に帰る時間が持てて、本当に体の喜ぶ体験だった。
ちなみにサイマティクスとは?セラピー後のフィードバックを、二人のセラピストからたくさんいただき、自分の立っている場所を再確認させていただいた。
ちなみに4ヶ月前に受けた時の体とは全く別人のように変化していたそうで、「新しい取り組みへの覚悟のようなものが感じ取れた」と、二人が口を揃えて言ってくれた。また、「既にそこにあることを体は全て知っているので、あとはそれにむかって進むだけですね。ポイントは仙骨をオープンにしてうけいれることですね」とも。
普段、つい見える世界でのみ物事を考え、交感神経をフル稼働して処理することが多いのだが、今回のセラピーのように、体の声やイメージといった目に見えないものを対象にしながら、五感を使って「感じる」ことに触れられる時間を来年はもっと増やせたらと思う。
これからも時々、このセラピーハウスには訪問してみたい。 Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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