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本当の自分という視座

2022年12月23日

病も健康も本来相対的な状態であり、絶対的な「病」も絶対的な「健康」もない。どんな状態であれ、所謂「健康」とされる部分と所謂「病んでいる」部分が重なり合っている。
本当の自分という視座から見れば、肉体を持って生まれてきたということの意味は、この重なりを体験するためなのかも知れない。
しかし、この重なりに気づかず肉体的な健康にばかり目を向けていると、それこそ「病んだ」状態を敢えて体験させることで、もともとそこにあった重なりに気づかせられ、常にいい塩梅であったことを思い知らされる。
小関先生の視点にはいつもハッとさせられる。

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