- ルークス芦屋クリニック
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CBDオイル
2022年11月28日
この度、大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の改定に伴い、現在当院で扱っているCBDオイルが2024年12月12日以降使用できなくなります。ご購入は2024年10月初旬まで可能ですが、同年12月11日までに必ず使い切るようにお願い申し上げます。
(関連情報:CBDを含有する製品について)当院は臨床CBDオイル研究会に属する施設ですが、当院で扱っているCBDオイルについて紹介をしておきます。
近年大麻草から取れるCBD(カンナビジオール)の持つ薬効が注目されています。大麻草の薬効の中心はカンナビノイドと呼ばれる大麻草独自のポリフェノールですが、その中でもTHC(テトラヒドロカンナビノール)、CBD(カンナビジオール)が特に重要な働きをすることがわかっており、それにテルペン類が相補的に作用し、薬効を高めていると考えられています。
THCは私たちが体内で作る「内因性カンナビノイド」と同じ働きをしますが、精神依存作用があるために取り扱いに関しては厳しい規制があります。それに対してCBD(カンナビジオール)は「THC」や「内因性カンナビノイド」がバランスよく働くための最重要成分で、THCのような精神依存作用がなく、幅広い用途で多くの疾患や症状緩和に期待が持てる成分です。
これらの多彩な成分の相乗効果により素晴らしい効果が期待できます(アントラージュ効果)。当院でで扱っている主なCBDオイルは、デンマークのEndoca社の製造するもののなかでも特別に医療用のために作られたTHCを除去した高品質のものです。
カンナビノイドは主に神経の過剰活動を抑える働きがあり、臨床でも様々な場面での応用が期待されています。
これまでにCBDオイルの効果が確認された例としては- 難治性てんかん
- 不眠症
- 不安障害
- 気分障害
- パニック障害
- HAM(HTLV-1関連脊髄症)
- 帯状疱疹後頭痛
- 過敏性腸症候群
- 線維筋痛症
- ADHD
- 自閉スペクトラム症
- 幻肢痛
- 坐骨神経痛
- 眼瞼痙攣
- がん性疼痛
- 関節炎
- 皮膚炎
- 変形性膝関節症
- 虫刺され
- 乳腺炎
- 認知症の易怒・攻撃性 etc...
など幅広い疾患・症状に対しての効果が報告されています(臨床CBD研究会より)。
臨床的にCBDオイルの使用が適切と判断された場合にはご使用を提案させていただきます。
詳しくは医師にお問い合わせください。
臨床CBDオイル研究会HP https://cbd-info.jp/ Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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