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星くらジビエを訪問しました
2021年11月 4日
日頃から腸内環境改善の一助としてボーンブロスを勧めることが多くありますが、今日は奈良県宇陀市に移転した「星くらジビエ」を訪問しました。
星くらジビエでは、当院が監修したボーンブロスを製造したり、ボーンブロス用の鹿の骨や肉を提供してくださっています。近年、野生の鹿の増加による農業被害が深刻化しており、狩猟により鹿を捕獲はするもののその肉や骨の活用がまだ不十分であるため、捕獲された鹿の9割近くが殺されて破棄されていると言われています。
日本において鹿肉は、狩猟採集時代から第二次世界大戦後まで、貴重なタンパク源として食されてきた山の恵みです。脂質は牛肉の約1/6、エネルギーは牛肉の約1/2と低カロリーでありながら、タンパク質は牛肉の約1.4倍、鉄分はもちろんのこと、ミネラル・ビタミンもたっぷり取れるスーパーフードなのです。
東京出身でありながら田舎暮らしが板についている店主・岡村絵里さんは、自ら山に罠をかけて、捕獲した鹿を解体します。
岡村さんは言います。「現代人の健康を取り戻す鍵は意外とシンプルで、人間が地球の食物連鎖の輪に回帰する、つまり自然の循環(サイクル)の中に戻ることなのかもしれません。自然の中からいただいた命を骨まで活用し、それが私たちの健康に役立つことを考えると、ボーンブロスは自然のサイクルに即した食事と言えます。」
最近ではジビエにも少しずつ注目が集まり、狩猟体験を希望する人が増えているそうです。
ご自身の健康のためというだけでなく、環境負荷を少しでも減らしながら地球の健康も意識できるといいですね。 Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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