- ルークス芦屋クリニック
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当院監修のボーンブロスと鹿肉をご賞味
2020年11月13日
いつもお世話になっている桐村里紗先生に当院監修のボーンブロスと鹿肉をご賞味いただきました。
巷ではジビエが注目されていますが、全国的に鹿による農作物被害が年々目立つ様になっています。平成28年に鳥獣被害防止措置法改正案が施行され、捕獲した鳥獣の食品としての利用について明記されました。
現状では全国で58万頭あまりが捕獲され、ジビエとして利用されているのは約1割程度。つまり9割近くは山や処分場へ廃棄されているのが現状です。
星くらジビエではルークス芦屋クリニック監修のもと、ボーンブロスの材料としてこの鹿に注目し、京都府産の鹿にこだわった鹿骨ボーンブロスを提供しています。当院でも腸内環境改善目的でボーンブロスを提案していますが、「腸内環境」という絶妙のバランスで成り立つエコシステムを考えるとき、私たちを取り巻く大自然の「エコシステム」を無視するわけにはいきません。
豊かな森の条件である「微生物の多様性」は腸内環境にも通づるキーワードですが、多様な微生物の相互作用で成り立つエコシステムが一旦崩れると小手先の対策では修復できません。
このエコシステムの恩恵を受けて育った多様な食材を食することで、私たちの中にあるエコシステムの維持が可能なのです。今後のヘルスケア分野においては、腸内細菌のように私たちの中にあるエコシステムだけでなく、もっと俯瞰的な視野をもち、持続可能な循環型の社会を考えていくことが重要なテーマになると考えられています。
Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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