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SIBO治療における「ざくろ」の効用
2020年8月 2日
これまで、SIBOにおいて腸内で異常増殖した微生物の数を抑制するために様々な抗菌ハーブによる治療が試みられてきました。
その中でも「ざくろ」は広く使われるハーブの一つです。
ざくろの中にある多数の赤い実は「種衣」と呼ばれ、これは小さな種の入った食べられる果汁の袋です。
日本ではこの種衣のみを食べるのが通常ですが、ざくろの皮にも抗菌作用があり種と皮を一緒にジュースとして利用するのが効果的とされています。
ざくろの抗菌作用は、「エラグ酸グリコシド」やタンニン、その他のフラボノイドなどの有効成分によるものとされています。グラム陽性菌 黄色ブドウ球菌、溶連菌属、バチラス菌属 グラム陰性菌 大腸菌、キャンピロバクター菌、サルモネラ菌属、赤痢菌属、ビブリオ菌属、肺炎桿菌、緑膿菌、エルシニア菌、腸球菌、Hピロリ菌 真菌 カンジダ菌 寄生虫 ジアルジア、ブラストサイト、腸アメーバ、クリプトスポリジウムなど ざくろは消化管だけでなく他にも様々な場面で健康維持に有効とされています。
・関節炎の緩和・心機能向上・がん予防・抗加齢効果・美肌効果・歯の健康維持・認知症予防効果など
SIBOセミナー総論編では、海外でよく使われる抗菌ハーブについての解説もいたします。SIBO治療に携わっている方はぜひご参加ください。 Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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