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マイコトキシン(カビ毒)
2019年11月 2日
マイコトキシンとは真菌(カビ)が産生する毒素のことで、汚染された食品の中に含まれていたり、カビが異常繁殖した環境下で発生します。
カビにはもともと種類が多く存在しますが、それらが産生する物質の中でも人体に強い毒性をもつカビの産生物質を「マイコトキシン」と呼びます。
日本は湿気が多く、カビが生えやすい環境にあります。また身近にある食品に、マイコトキシンを含んでいる可能性があります。「マイコトキシンが原因となりうる症状」
- 記憶障害
- 自律神経失調症
- 体性神経系失調
- 失明
- 脳病変
- ADHD
- うつ
- 不安
- 慢性疲労
- 皮疹
- 筋肉痛 / 関節痛
など
「マイコトキシンの種類」
アフラトキシンM1 ナッツ類、穀類、落花生 オクラトキシンA 穀類、豆類、コーヒー豆、カカオ グリオトキシン 穀類 ミコフェノール酸 穀類 トリコテセン類 麦類・豆類 フモニシン トウモロコシ加工品など パツリン りんご加工品 ゼアラレノン 肉類(飼料に含む) など、他多数のマイコトキシンが確認されています。
「マイコトキシンが陽性の場合の治療・対策」
食事療法
ー抗炎症作用のある食事 ハーブ、オメガ3系脂肪酸、ココナッツオイルなど
ー解毒作用のある食事 含硫アミノ酸を含む食材(玉ねぎ、にら、にんにく、ブロッコリー、わさびなど)
栄養療法(サプリメント)
ークレイ、活性炭、クロレラなど
気になる症状があればご相談ください。 Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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