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疲労には「水素」

2017年8月 5日

みなさん、日々の生活で「疲れて」いませんか?

ところでこの「疲れ」とは一体なんなのでしょうか?

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かつては、運動して「乳酸」が筋肉に溜まると疲れると言われていましたが、これは正しくないことがわかりました。

正しくは、運動などによって生じる「活性酸素」が溜まってくることが「疲れ」の原因です。

体の中ではこの活性酸素に対してSODと呼ばれる酵素の働きで無毒化されますが、過度の運動などにより活性酸素が発生しすぎると処理しきれず「疲れ」となります。
この活性酸素の中でも特に「ヒドロキシラジカル」と呼ばれる細胞障害性の高い活性酸素に対して選択的に攻撃し消去してくれるのが「水素」です。
実際に競走馬の実験とアスリートについての医学研究から水素の投与が活性酸素の生成と運動後の筋肉疲労が軽減されることが知られています。

アスリートの場合、ドーピングの問題がありますが、今の所、水素は食品添加物として認められており水素水を飲んだり水素吸蔵体カプセルを飲むことを禁止するわけには行けません。
スポーツ選手がこぞって水素を活用し始めると記録を伸ばすことが予想されます。
実際にリオデジャネイロオリンピックでは水泳の選手たちは水素を活用していたそうで、多くの選手が自己新記録を叩き出したのは記憶に新しいところです。

まだまだ色々な場面でその効果が期待できる「水素」。

当院でも飽和水素水の点滴を行なっていますが、慢性炎症の抑制には一定の効果を認めています。
実際、リウマチで長年内服を行なってきた患者さんが、水素点滴を始めてから内服なしでも炎症の再燃が抑えられていたり、リウマチ性多発筋痛症の方も同じようにステロイドの減量に水素が一役買いました。

最近では水素化マグネシウムを含む水素クリームを慢性炎症のある皮膚に塗ることで、炎症を抑えることも認めてます。
長年のアトピー性皮膚炎に対して水素クリームを活用したところ抗炎症、抗掻痒効果を認めました。
まだまだ症例数は少ないのですが、様々な場面で水素を活用できることを実感しています。

様々な大学病院などの主要研究機関でも水素に関する研究が現在進行形で進められていますが、すでにパーキンソン病に対する水素の効果を示すデータも出てきており、その安全性を考えても今後ますます水素に関する注目度は上がってくるものと思われます。

水素治療にご関心のおありの方、まずご相談ください。

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