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楽々治ってよい
2017年8月12日
日々の診療において、多くの患者さんと会っていると、中には「自分の病気は治らない」と思っている慢性疾患の方がいらっしゃいます。
「治らないから、これからもずっと付き合って行きます」
「辛いけど、何とかやっています」
ともおっしゃいます。
では、私が「治りたいですか?」と聞くと、少し混乱したような表情で、先生、何をおっしゃるんですか。治らないでしょ?」
とでも言うような顔で目をパチクリさせています。
私は続けます。
「あなたが治る準備さえできれば、いつだって治って良いんですよ」
すると患者さんはますます
わからないという表情で
「治って良いんですか、、、、!?」
私たちは、患者さんの自己治癒力が引き出せるようお手伝いをしています。
時には薬を使ったり、時には励ましのお声をかけたりしながらお手伝いします。
しかし、飽くまでも「お手伝い」であって、医者が直接「治す」ということはありません。
最終的に「治す」のは患者さんの自己治癒力なのです。
そしてその力を最も引き出してくれるのは、患者さんの潜在意識の力なのです。
つまり、
「私の病気は治らない」
と潜在意識で思っているとどんな良い治療法をしても良くなりませんし、
「私の病気は良くなる」
と潜在意識で思っているとどんなに厳しい状況であろうと良くなっていくものなのです。
それぐらい潜在意識の力はすごいのです。
こういう話をすると、
「でも、時間がかかるんでしょう?」
とか
「潜在意識って、自分でもどうにもならないんでしょう?」
とおっしゃいます。
「いいえ。あなたの準備さえできればいつだって良くなるんですよ。しかも楽々治って良いですよ。決して色々な困難を乗り越えないと治らないというものでもないのです。」
患者さんの自己治癒力を信頼し、サポートする。この姿勢を大切にしながら、日々の診療にあたっています。
あなたは治る準備ができていますか?
(3年前のブログに加筆しました)
10月1日(日)に姫路で講演会をいたします。
あなたの抱くイメージが病気の予後に影響を与えます。
講演会ではイメージについてもお話しいたします。
ぜひご参加ください Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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