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10月1日の講演会の内容について「細胞から元気になる医療」
2017年8月 3日
10月1日(日)の講演会ですが、
下記のような感じでお話をする予定です。
(ほぼネタバレ!)
「細胞から元気になる医療」
〜あなたの症状、本当に「原因不明」?〜
近年の医学の進歩には目を見張るものがありますが、その反面、生活習慣病やアレルギー、発達障害、がんなど増え続ける病気に歯止めをかけられていないのもまた事実です。
これからの医療には、従来の医療の概念に加え、さらに全人的医療や予防医療の観点から、細胞レベルでのストレスにいかに対処して行くかということが重要になってきます。第1部 今後注目される「予防医学」
病気になってから病院に行くのではなく、病気になる前に、リスクを知った上で病気にならないような対策を立てて、実践して行くことが大切です。
具体的には、まず自分の細胞レベルのストレスを知ること。
細胞レベルのストレスには「酸化ストレス」「糖化ストレス」「毒素の蓄積」「栄養不足」「炎症」などがあります。
さらにこれらに関連して「腸内環境」「遺伝子多型」などの要因も絡んできます。これらについて自分の状態を知った上で適切に対処して行くこと。
中でも一番大切なのは細胞のストレスを増やす生活を改めることです。"You are what you eat"
(あなたはあなたの食べたものでできている)という言葉が表すようにあなたが日々何を口にしたかは大きくあなたの人生を左右します。
未来の医師は患者さんの生物的な特性を踏まえ、病気にならないためにオーダーメイドで食事を指導したり、運動を処方したり、またそれをちゃんと実践できるよう共に歩む信頼できるパートナーとなることでしょう。
それもできる限り薬は使わないで。
分子栄養学的なアプローチの仕方をご紹介いたします細胞老化の原因について
先ほども書きましたが細胞レベルのストレスには「酸化ストレス」「糖化ストレス」「毒素の蓄積」「栄養不足」「炎症」などがあります。
これらが細胞老化の原因と言えます。
私の考える「アンチエイジング」は決して見た目だけが若くなることではなく、人生をより充実させ、パフォーマンスをより高め、幸福を体験することと深く関連すると考えています。そのためには、不要な毒素をためないようにすること(物質的な毒素だけでなく、心理的、エネルギー的な毒素もです)
必要な栄養素を摂取すること(これまた物理的な栄養素だけでなく、心理的、エネルギー的な栄養素も大切!)
腸内環境と全身の疾患について
腸内環境は最近特に注目を集める話題ですが、外界(体外)と内界(体内)を隔てる腸は、その優れたバリア機能で不要なものを排除し、必要なものを取り入れています。
免疫組織の約7割が消化管に集中しているのも納得できる話です。
この腸内環境の乱れは、消化管の疾患だけでなく、あらゆる臓器との関連が深く、様々な疾患の誘因となります。
どんな体のトラブルにおいてもまずは腸内環境がどうなっているかを考えて行くことは大変重要です。栄養・心理・運動からのアプローチ
1ビタミンミネラルのお話 飽食のこの世の中で普通の食事をしていたらまさか「栄養失調」になるなんてありえないと思っていませんか?
実は、現代でも「新型栄養失調」と言われる人が多くいらっしゃいます。
栄養失調は様々な疾患の引き金となります。
また、栄養を適切に補充することで、原因不明と言われた疾患が良くなったり、治癒したりすることもあります。もしあなたが慢性的な不調を抱えているならば、一度は栄養素不足からくる可能性を考えてみる必要があります。
イメージのお話
「病は気から」という言葉が表すように心の状態と病気の状態が密接に関係していることが科学的にも証明されてきました。
あなたの抱くイメージが健全なものであれば細胞もちゃんとそれを実現させてくれるように振舞ってくれます。
たとえ、遺伝的にハンディがあってもそれを最終的にコントロールするのはその細胞がどのような環境に置かれたかということが重要です。ここでいう「環境」にはあなたが「どう考えたか?」「どう感じたか?」ということも含みます。
あなたの抱くイメージは大切です。
運動のお話
頭で色々考えて思い悩むよりも散歩やストレッチなど体を動かすことで解決することは少なくありません。
人間は「考える」ことで素晴らしい文明・文化を築いてきましたが、時として「考えすぎる」ことが様々な困難を引き起こす場合があります。体を動かすことで、リラックス効果を得たりあるいは思い悩んでいた問題の解決策がひらめいたり、またあるいは、普段気づかなかった「体の声」に気付いたり、運動は、あなたが体と仲良くなる機会を与えてくれます。
普段無理させている体と繋がることは予防医学では大変重要です。
第2部 実際に当クリニックのコンセプトの賛同してくださり自ら実践され、健康を取り戻された方々の症例をご紹介いたします。
この方達は、決して私たちが「治した」訳ではなく、ご自身で、生き方を見直し、より健全に、より幸福になるためにはどうすればいいのかご自身で考え、行動された方々です。
この方達のお話から
「健康とは何か」
「幸福とは何か」
という問いに対する答えが見つかるかもしれません。私たち医療スタッフもこのような方からいつも多くを学んでいます。
途中休憩時間には当クリニックのナースでもあるヨガインストラクターが「ヨガストレッチ」を指導致します。どうぞご期待くださいね!
Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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