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院内セミナー「分子栄養学のススメ」終了しました。0次予防とは?
2017年8月18日
今回も多くの方にご参加いただいた院内セミナー「分子栄養学のススメ」が終了いたしました。
分子栄養学の基本的な考え方のほか、1930年代にプライス博士により記された「食生活と身体の退化」の情報なども織り交ぜ、食習慣の大切さ、細胞レベルで考える栄養摂取の大切さをお話しさせていただきました。
疾病予防には
・一次予防 健康増進、疾病予防、
・二次予防 早期発見、早期治療
・三次予防 リハビリテーション
という3段階が広く知られています。
従来の医療は2次予防、3次予防が守備範囲ですが、「病気にならない体づくり」を考えるならば1次予防がとても重要です。
さらに、分子栄養学を通して私たちの健康の本質を考えていくと、両親、中でも特に母親の健康状態が重要であることに気づかされます。
となると1次予防からさらに先を見据えた「0次予防」という考え方がもっと重要だと私は考えています。
1次予防が、その人の生物学的特性を踏まえ疾病リスクを考慮しながら、生活習慣を整えて「私たちが病気にならない体づくり」を目指すのに対して、
0次予防は、私たちの体が私たちの食べるものが、そして私たちの生活習慣が子どもや孫など子孫に多大な影響を与えることを考え、今私たちがどのような食生活をし、ライフスタイルを構築していくことがいいのかを考えていきます。
今の社会に増えている疾患を見ていくと人々が根本的に健康を取り戻すには長期的な視野で国民の健康を考えていく必要がありそうです。
セミナー終了後、初めてご参加くださった方々ともご挨拶でき、新しい出会いに本当に感謝です。
次回のテーマはまだ未定ですが、決まり次第ご案内いたしますのでご期待くださいね Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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