ルークス芦屋クリニック
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先週の院内セミナー
2017年5月25日
先週の院内セミナーでは
「ケトン食」と「ビタミン・ケトン療法」
について扱いました。
ご参加いただいた方はみなさんやはり健康意識の高い方ばかりで、ご自身である程度食事には気をつけていらっしゃいました。
いつも患者さんにいうことですが、万人に合う食事療法はありません。
色々ある食事療法の中からtry & errorを繰り返しながら自分にしっくりくるものを見出していくプロセスは必要だと思います。
ですから頭だけで理解して「苦しいけど続ける」のではなく「なんとなくいいかも」とか「根拠はないけどこの食事法は自分に合ってそう」という感覚は大事にした方がいいと思います。
そんな数ある食事療法の中から、今回はケトン食、糖質制限のメリットやデメリットについてお話し、ディスカッションいたしました。
今回は少人数ということもあり非常に密度の濃いディスカッションができました。
いきなりケトン食はハードルが高い方も多いのですが、精製された糖質が私たちの周りにあまりにも溢れており、これらによるデメリットははかり知れません。
精製された糖質を意識的に減らすだけでも何か良い変化を感じる方は少なくないはずです。
また、ケトン食を強化した食事療法とビタミンB+C点滴を基本としたビタミン・ケトン療法についてもお話しさせていただき今後のがん治療の選択肢の一つとして可能性が持てることもお話いたしました。
皆さんもこの記事を機に現代の糖質過剰社会について一度考えて見てはいかがでしょうか？ Dr.城谷昌彦
２０年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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