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Dr. Bernie Siegelとの出会い
2016年11月19日
次の文章は私のメンターの一人であるDr. Bernie Siegelからつい最近受け取ったメッセージです。
"for all to read
みなさんに読んでいただきたい。
yes dear what your mind believes about the chemo is what you will experience
そう、あなたが化学療法と聞いて思い浮かべることというのは、あなた自身が実際体験することなのです。
it can be the devil poisoning you or a gift from God
それはあなたに毒を盛る悪魔にもなるし、神からのおくりものにもなるのです。
start visualizing what you desire and your body will believe what you picture when the time for treatment comes
あなたが望むことを視覚化してごらんなさい。そうすれば、あなたが治療を受けるときに視覚化したことを体は体現してくれるようになるのです。
or you can say no if that is what your heart tells you
あるいは、あなたの心が「No」というのならば、正直に「No」と言ってもいいのです。
it is not about not dying but what is right for you and anylabor pains of giving birth to your new self are worth it
それは死を避けるということではなくて、あなたにとって正しいことであり、新しいあなた自身を生み出すため産みの苦しみでもあり、意味のあることなのです。
read love, medicine & miracles
「Love, Medicine & Miracles(邦題 奇跡治癒とは何か?)」を読みなさい。
then the art of healing then faith, hope & healing
そうすれば、癒しというアートの意味がわかる。そして次は「Faith, Hope & Healing(日本語訳本なし)」を読みなさい。
this is about healing your life and loving it and your body and not fighting a war with your disease
この本を読めば、あなたの人生やあなたの体を癒し、そして愛し、決してあなたの病と闘うのではなく、という意味がわかります、
what words explain how you would describe having cancer?
あなたは、がんを患うことを言葉で表すとするならばなんと表しますか?
eliminate from your life whatever fits those words
どんな言葉であれ、それをあなたの人生から消し去ってごらんなさい。
peace be with you
平和があなたに訪れる。"
〜解説〜
私は以前、Dr. Bernie Siegelの「奇跡的治癒とは何か?」という本を読み衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。
外科医でもあり、多くのがんの手術をしてきた彼が、最終的に到達した境地というのは、「あなた自身の体を、そして人生を心から愛してあげることで、癒しの技が始まる」ということでした。
私はすぐさま彼にメールを書き、会ってくれるよう懇願しました。何度かメールのやり取りがあり、最終的に彼自身の自宅で会ってくれることとなりました。2009年2月のことでした。
ちょうど私は大きな手術を受けたところで、これまでの自分の人生を振り返り、もっと自分らしい人生を送るにはどうしたらいいのか思案していた時期でした。
当時の私はこれからの自分の進むべき道を求めて、多くの本を読み漁っていましたが、彼の本を手に取った時、直感的に「Dr. Bernie Siegelに会わねば」と思いました。
そしてDr. Bernie Siegelは予想通り素晴らしいエネルギーを持った紳士でした。
彼は見ず知らずの東洋人を自宅に招き入れ、熱心に自分のクライアントの書いた描画について説明してくれました。
特に病気を患う子供達の書いた絵には、色々な情報が詰まっていることを繰り返し教えてくれました。
彼らの絵の中には、家族の中の人間関係や、自分の置かれている辛い状況、あるいは自分の余命まで示唆する描写が見て取れるのです。もちろんそれらを意識しているのではなく、体の奥底から出てくる無意識に操られて自然と満たされない思いや希望・絶望などを絵に表現するのです。
そして、彼はクライアントに自分の病気を一言で表すならばなんというのか聞くのです。
ある子供は「寂しさ」と言ったり、またある子は「不安」と言ったり。
ある子は「sword(剣)」という字をいくつも画面いっぱいに書きました。この言葉の中には「(s)word」つまり「言葉」という文字が含まれています。
その後の聞き取りで、この子供は両親に常に叱責されていた経験を持っていたそうです。つまり彼にとって大人の「言葉」は、「剣」のように鋭く突き刺さるものだったということを彼の無意識は表現したのでした。
もし、あなたがご自身の患う病気を一言で言い表すとするならば、なんという言葉がぴったりくるのでしょう?「怒り」でしょうか? 「プレッシャー」でしょうか? あるいは「不安」なのでしょうか。あるいは「罪悪感」なのでしょうか?
もしそのしっくりくる言葉が見つかったならば、その言葉を想起させるような場面をできる限りあなたの人生から排除していくにはどうしていけばいいのか一度考えて見てください。
それが、あなたの治癒への一歩の始まりです。そして一通り彼が説明をし終わった時、彼は私が大病したことを聞いてこう聞きました。
what words explain how you would describe having your disease?
あなたの病気を表すならば、なんという言葉がふさわしい?
その時とっさに私は pressure(プレッシャー), guilt(罪悪感)と答えました。
当時の私が何に対してプレッシャーを感じ、罪悪感を抱いていたのかはみなさんの想像にお任せしますが、これらの言葉を想起させるような事柄と折り合いをつけるのはどうすればようかと考えていくことは、結局はあなたの体を大切にすることにもつながり、結果としてあなたの人生を豊かにし、周囲の人をも幸せにすることであるということが今ようやくわかりかけたところです。
さて、あなたの場合、なんという言葉が当てはまりますか? Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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