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Plant-Based Nutrition Healthcare Conference
2016年9月22日
今からロサンゼルスに向けて出発します。
今回の主たる目的は、Plant-Based Nutrition Healthcare Conferenceに参加することです。
Conferenceでは、私と同じ消化器内科医であり自然療法医でもあるDr. Robynne Chutkanの講演を楽しみにしています。
彼女は、もともと従来の医療を行っていたのですが、ある時期に自然療法、特に食事によるアプローチに目覚め、今では開業医として腸内環境の大切さ、食事を重要視したクリニックを運営しています。
特に彼女の推奨する'The Live Dirty, Eat Clean Diet'では、幼少時の適度な不衛生な環境の必要性を訴えています。
私たちに備わった免疫機構の約7割は腸管に集中しています。これらの免疫組織がうまく働くためには、幼少時(おおよそ4歳まで)に多様な細菌に暴露される必要があります。
幼若な免疫機構は多様な細菌に暴露されることで、本来の免疫の働きである「自分」と「他人」を明確に区別することを学習します。
このプロセスは非常に大切で、この時期を衛生すぎる環境で過ごし、十分な細菌に暴露されないと、将来免疫機構の破綻による様々な疾患を引き起こすことが示唆されています。
そして、彼女は腸内環境を改善するために食事の重要性を訴え続けています。
彼女は独自のレシピを多数紹介していますが、その中にはDr. Jones の紹介されていたBone Brothも記載されていますので、ご興味のある方はぜひ一度読んでみてください。(英語のみです) Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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