ルークス芦屋クリニック
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栄養と発達障害
2016年2月23日
今日は、地元の保健所スタッフと養護教諭向けの講演会を行いました。
タイトルは
「こどもの精神発達のための食事の重要性 ～最新の栄養学から～」
です。
発達障害は心理的障害という側面よりも「神経系の障害」という見方が有力です。
その神経系の障害を起こすのが 『遺伝子多型＋環境要因』と考えられています。
環境要因の中でも食事はとても重要です。
巷にあふれるジャンクフード、砂糖たっぷりの清涼飲料水、添加物まみれの加工食品、などなど、子どもの発達に悪影響をもたらす食品はスーパーに行けばあふれかえっています。
また「完全栄養食品」と謳われている牛乳にしても、発達に問題のある子供には要注意です。
学校で強制的に飲ませるということは問題があります。牛乳はあくまでも嗜好品で飲みたい人のみが飲む程度にしていただきたいものです。
講演後のアンケートでは、概ね好評をいただきました。 Dr.城谷昌彦
２０年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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