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近年注目を浴びる「腸内細菌」
2015年10月17日
免疫機能と深くかかわることが解明されつつある「腸内細菌」
中でも乳酸菌は古く日本人の生活と密接に関わってきました。
最新の「家庭画報」でも取り上げられています。
乳酸菌といえばヨーグルトを思い浮かべる人も多いのですが、乳酸菌は大きく、ヨーグルトなどに含まれる「動物性乳酸菌」と味噌や漬物などに含まれる「植物性乳酸菌」に大別されます。これらのうち植物性の方が色々な過酷な条件にも強く、人の胃酸にも負けず腸まで生きたまま届くといわれています。
乳酸菌は免疫細胞に直接作用して免疫機能を強化することがわかってきました。
慢性疲労症候群や副腎疲労、自己免疫疾患、慢性皮膚疾患、アレルギー性疾患などの患者さんでも腸の状態が悪い方は少なくありません。腸の状態をよくすることで免疫機能が向上し、病状が改善することが期待されます。
これらの疾患と向き合うとき、まず取り組むべきことは何より、「食生活の見直し」です。食を整え、栄養状態を整え、免疫力を強化していくことを忘れないでください。- 加工食品を避ける。添加物、着色料を避ける。
- ファーストフード、ジャンクフード(お菓子類)を避ける
- 抗生物質の使用を減らす
- トランス脂肪酸を摂らない
- オメガ3系の油を積極的にとる
- なかなか良くならないときには牛乳と小麦をやめる(GFCF)
- 和食中心の食事を基本とし、味噌、納豆、漬物をしっかり摂る
などが基本的な姿勢となります。
気になる症状のある方は一度ご相談ください。 Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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