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No more fatigue
2015年9月12日
来月より開設する「免疫・栄養外来」に向けて明日はセミナーに参加するDr.Masahikoです。
一言に疲労といっても原因は様々です。
慢性的に疲労が続くのは生活の質をかなり損ねることは疑いの余地はありません。
Jack Challemはその原因を大きく5つに分けています。
1. 食習慣
2.ストレス
3.ホルモン
4.老化
5.慢性疾患
中でも私が最も大切だと考えるのは食習慣です。
外来に疲労を訴えて来院される方の中に、ビタミンとミネラルのアンバランス(ほとんが不足)を伴うケースを良く目にします。
細胞一つ一つが本来の機能を果たすには、最低限の栄養素が必要なことは、誰にでも理解できる事と言えるでしょう。
しかし、現代人の食生活には、カロリーはあるが、必要な栄養素が足りていないものが多くあります。
また、加工食や精製された砂糖や小麦を大量に取る事でせっかくのビタミンやミネラルを逆に減らすことになっている場合も多くあります。
しかし、慣れ親しんだ食習慣を変えると言っても、言うは易し、行うは難し。
直ちに食習慣を変えられる方はなかなかいらっしゃいません。
その必要性を丁寧に説明し、少しずつできる事から始めて頂きます。
場合によっては、効率を考えてサプリメントをお勧めする場合もございます。
大切な事は、患者さん一人一人が、主体的に取り組めるような環境作りだと考えています。
なかなか進まない時は、何がその人のブロックになっているのかも見ていきます。
栄養指導がいつの間にか心理カウンセリングになっていることもあります。
こんな感じでやっていくと、その人が主体的にご自身の健康に責任を取るという立場が取れるようになったとき、色々な問題が一気に解決するという事もあります。
結局、栄養はとても大切ですが、それだけでもないということですね。
いよいよ10月から「免疫・栄養外来」が始まります。 Dr.城谷昌彦
20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで、非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。 その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えて、日々の気づきをつらつらと芦屋から配信していきます。
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