MENU

良いところはどこか?

2015年7月 3日

明日からの沖縄出張の準備中のDr.Masahikoです。

o0480064013355590101.jpg

医療の現場でもテクノロジーのおかげで、色々な生物学的検査ができるようになってきました。

今まで患者さんの症状の原因がわからなかったものが、テクノロジーのおかげで詳しく病態把握できるようになってきたのです。

いわゆる自閉症と呼ばれる子どもたちは、今までは自閉症と診断を受けると、治らない病とレッテルを貼られることも少なくなかったのですが、検査技術が進歩したおかげで随分色々な病態が理解できるようになり、治療が可能になってきました。

尿中の有機酸を測定することで、どの酵素の働きぐ弱いとか、どこに遺伝子変位があるのかとか把握できるのです。

すると、それまでそれほど重症でないと思っていた患児が、多くの異常値を示すことがあります。

こんなに酵素活性が低いのに日常生活を送られているのはどうしてなのか?不思議に思う例にはしばしば出くわします。

検査では、その患児の「悪い」ところが、よくわかります。しかし、私たちはこの結果がすべてと考えず、その患児がどんな「良い」ところを使って上手くやっているのかも見ていきます。

悪いところを調整し、良いところを伸ばす。このバランスこそ、臨床家に求められる姿勢なのです。

image image image

トップへ戻る

内科・消化器内科・心療内科・慢性疲労・統合医療・腸内フローラ移植・SIBO
〒659-0092 兵庫県芦屋市大原町8-2むービル2F(JR芦屋駅から北へ徒歩4分)
Email:lukesashiya@gmail.com
※メールで医療に関するご質問にはお答えできません。

― 予約優先制 ―
0797-23-6033

 
AM9:30-12:30
PM14:00-18:00

※土曜日9:30-14:00 ※休診日:火曜・日曜・祝日

©Luke's Ashiya Clinic