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うつとカンジダ

2015年6月16日

梅雨に入りじめじめした日が続くようになりましたね。湿気でカビのことを心配されている方もいらっしゃるかもしれません。

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カビは古来より人間の生活に密接に関係してきました。例えば、麹を発酵させるのもカビですし、お酒を醸造するのに欠かせないものです。

そのカビがあなたの健康を害する場合があります。本来健康な人の体にも少しはカビはいるものですが、体調を崩したりして、腸管内の善玉菌が減った時にカビが異常増殖することがあります。

特に腸でカンジダというカビの1種が増殖し、腸の粘膜の中に入り込んでしまうことがあります。

増殖したカンジダは粘膜の細胞を傷め、リーキーガット症候群というわれる病態の原因になります。

本来健康の朝ならば、食べ物を細かく消化分解し吸収するのですが、リーキーガット症候群になってしまうと、細かく食物を消化分解できず、大きな分子のまま傷んだ腸の粘膜の間から体に吸収されてしまうことになります。

つまり、本来吸収されるはずのない大きな分子が体内に取り込まれることになり、それらがさまざまな病気の原因を引き起こすこととなります。

例えば、腸の慢性的な炎症起こすので、いわゆるストレスホルモンと呼ばれる副腎ホルモンが24時間動員されることとなり、副腎疲労と呼ばれる状態を起こしたりします。他に脳に悪影響を及ぼすような物質を生み出したり、慢性的な皮膚炎など、なかなかよくならない症状の原因となっていることがあります。

なかなかよくならない抑うつ症状や、気分の落ち込みはもしかしたらカンジダが原因もしれません。

気になる方はどうぞご相談ください。

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