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治療・検査

発達支援外来

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発達障害が心理的な障害ではなく、神経の障害

発達障害の根本にある原因は残念ながららいまだにわかっていません。
ただし、近年の研究から発達障害の大半が「遺伝か環境が原因となり発症する」と推測しています。
生まれつき、つまり遺伝的にそのように定まっていたか、生後に環境内に存在する有害物質からの”攻撃”を受けたか、そのどちらかが引き金となって発症するということです。
しかし、これとは異なるもう1つの説があります。それは「特定の遺伝的な要素をもつ人が環境毒性の被害を受けた結果、障害が発症する」というもの。
当院の臨床経験や研究知識に照らし合わせた結果、この説が最も信ぴょう性が高いと考えられます。つまり、主要な引き金となるのは「環境毒性」の存在です。

 

発達障害の発症を引き起こす可能性

妊娠中の栄養不足が遺伝子に影響を及ぼし、子どもが成長した際に慢性疾患を発症したり、発達障害の発症を引き起こしたりする可能性があります。

発達障害のある子どもは、生化学的な代謝経路に異常があることが多々あり、その背景には遺伝子多型による酵素の機能低下が関係していると考えられます。
また、発達障害のある子どもは、硫酸化という代謝経路も正常に機能していないと言われ、硫酸化は有害物質の解毒や、ホルモンと神経伝達物質の活性化及び抑制に関連しています。
これら代謝経路の異常が、解毒機能、重金属の除去機能、消化機能、免疫機能、代謝機能、腸の健康、微生物のバランスなど全身に悪影響を及ぼし、発達障害を発症すると考えられます。

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