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当院における心身症への取り組みについて

当クリニックには、今まで色々な治療を行ってきたがなかなか芳しくない、或いは何か新しい視点で治療を希望される患者様が多くいらっしゃいます。私(院長)は消化器病専門医として第一戦で長年患者様の治療にあたってきましたが、並行して自らの病に向き合い研究を重ねてきました。

西洋医学はもちろん、そこでは取り扱わない分子栄養学や漢方治療、ハーブなどを取り入れ、海外のバイオロジカル検査なども行い治療を行っています。

 

「一人の人が病むということはどういうことなのか?」

心身症

ということを考えていくと、決して単純な因果関係で捉えられるものではありません。

人は非常に有機的な存在です。クリニックは機械の修理工場ではありませんから、一人一人背丈が異なるように患者様の身体も、おかれている環境も異なりますので、治癒への道のりも非常に個別的であると考えています。

そのために当院では新患の患者様はお一人1時間をかけて今までの背景やデータ、今生活していらっしゃる環境などをしっかりお伺いし、治療方針を一緒に考えていきます。

「心身症」というとあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、例えば、アレルギーや自己免疫疾患、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患、癌でさえも場合によっては、ご自身が気がついているストレスや気がついていないストレスも含めて、心や体にとってのストレスやその対処法ー(長年に及ぶとその人自身の生き方になっている場合もあります)ーがその発症と経過に大きな影響を及ぼしている疾患のことを「心身症」と呼びます。

私(院長)は、多くの患者様の腸や腸内細菌叢のバランスを見てきましたが、「腸脳相関」という言葉のように腸と脳(心や行動)はお互いに影響し合っています。その腸内細菌の乱れさえも食べ物や生活習慣はもちろん、心理的なストレスが引き金になっていることが多くあるように感じております。

「心身一如」という言葉がありますが、当院では身体の不調の治療はもちろん、患者様が今おかれている生活環境の中でストレスを抱えている場合には医師による認知行動療法等の治療以外にも、クリニック専属の臨床心理士と協力し、さらに専門的なカウンセリングを行っております。

 

臨床心理士から「当院での心理カウンセリングについて」

心身症

当院は内科・心療内科を標榜しておりますので、体の症状を抱えておられる患者様、そして気分が優れない、眠りにくい、会社や学校に行きづらいなどの心の疲れを感じている方もいらっしゃいます。

中には会社や学校、ご家庭などでのストレスを知らず知らずの間に溜めてしまっていたり、或いはご本人の発達の偏りによって生きづらさを抱えている方もいらっしゃいます。しかし多くの方が「自分さえもっと頑張ればうまくいくのではないか。」ともっと頑張ろうとするうちに、疲労が蓄積し慢性疲労に陥ったり、眠れないなどの睡眠の問題、食事が美味しくない、食べられない或いは食べすぎてしまうなどの食の問題、或いは体の症状にも繋がっている場合もあるように思います。

日本は欧米の事情とは異なり、カウンセリングや心療内科というと敷居が高く感じてしまうことが多く、一人で頑張ってしまわれることが多いのですが、当院は医師による認知療法や臨床心理士によるカウンセリングも30分から行っておりますので、どうぞお気軽にお声をお掛けください。

精神腫瘍学の医師であったサイモントン博士も「病はメッセンジャーである」とよく仰っていましたが、「病」や「症状」を契機としてクリニックを訪問し、治療者と共に今までの自分と向き合い、そして新しく出会った自分を統合し、より自由に弾力性のある生き方へと変化を起こす方も多くいらっしゃいます。

体のメッセージに耳を傾けていく大事な機会としてもカウンセリングを活用していただければと思います。

 

グループワークの試み

当院では原則月に1回主に女性を対象にグループワークを開催しています。
女性は初潮や閉経など身体のダイナミックな変化を促されますが、ライフサイクルの変化と呼応して思春期や出産がある場合は母親になること、そして更年期を迎え、役割や家族関係が大きく変化することを余儀なくされます。例えば出産後の「産後うつ」や退職や子育てがひと段落を迎える時に訪れる「更年期障害」という言葉があるように、女性が新しいステージへと進むときに、いわば「こもり」のように心や身体が不調を程する場合も多くあります。

当グループワークでは、現在治療中の方も治療中でない方もご参加いただけます。参加者同士が自由にお話をしたり、箱庭や描画などアートセラピーのエッセンスを取り入れています。また隔月で簡単な呼吸法とヨガ、クリスタルボールの演奏などを楽しみながら、心と身体の双方に働きかけるグループワークとなっています。個人個人が良い悪いなどの価値判断から自由になって取り組んでいただければと思っています。
原則:火曜日(日程の詳細はお問い合わせください)

発達支援外来のお知らせ

昨今は発達障害という言葉は使わず、「自閉症スペクトラム」といいますが、これは今困っていない方とご家族やご本人が何らかの”困り感”を抱いている方は地続きであるという認識です。

当クリニックでは医師の診察と臨床心理士のセラピーがセットになって治療に当たっております。 
医師による分子栄養学などの見立てやハーブ、漢方治療などをできるだけ使ったマイルドなアプローチと、臨床心理士による心理学的な見立てに加えて、ご家族の相談、学校や関係機関との連携をしながら、心理療法を進めて行きます。

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